蔵改修工事
この度、ご縁があり蔵の改修工事をさせていただくことに。
空家を購入されて、出来るところは自分たちでリフォーム。今回の工事はお施主様との共同作業です。
休日に夫婦で床板を撤去したり壁板を貼ったり楽しみながらリフォームしていきます。
炎天下の作業でしたが、やはり蔵の中は涼しいですね。
蔵の床板を撤去した状態。不要な土や石で通風口が塞がれていました。
余分な土や石を取り除き、防湿シートや砕石を敷き詰めます。
束石を新たに設置。だいぶ形になりました。
根太を入れ断熱材を敷きいよいよ床貼りです。
床下地の合板を貼ります。これで床の構造がしっかりし湿気も防ぐことができます。
お施主様の「昔のイメージをそのまま残したい」との希望で35㎜の杉の無垢材を使用。
床が完成したので、次は施主様が壁板を貼っていきます。どんな感じになるか楽しみです。
両親が住んでいた実家、今は誰も住んでいなくて家も蔵もそのまま・・・なんて話をよく聞くようになりました。
その一方で蔵をリフォームしてカフェを始めたり、住宅にする方が増えています。
古き良きものを大切にして次世代へと繋いでくれる・・とても素敵なことです。